ここ最近、不動産業界の中で新しい働き方が注目を集めています。
それは不動産エージェントという働き方です。
不動産エージェントという言葉は、アメリカでは不動産営業マンのこと全般を指しますが、ここ日本においては一般の不動産業者に所属する営業と比較して、
- 高い倫理観で顧客の利益のために営業をすること
- 会社とは雇用関係でなく、委託契約であること
- 組織ではなく個人にスポットを当てた働き方であること
- 個人事業主であること
などと認識されています。
特に、「副業」「兼業」「自由」「高収入」というキーワードがセットとなることが多く、多くの人の興味を惹きつけています。
中には従来型の不動産会社から独立の一つとして不動産エージェントを選択する方もいますが、未経験から始めてみたいという方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、不動産エージェントを未経験から始められるかということについて私なりの考えをお伝えしていきたいと思います。
不動産エージェントは未経験で始められるか
結論から言えば、不動産エージェントは未経験でも始められます。
ただ不動産エージェントになれたとしても、「不動産エージェントとして働き続けられるか」という視点で考えていく必要があると思います。
「自由」「高収入」という言葉は、裏を返せばこれまでの会社員のメリットでもあった安定はないということです。
「副業」「兼業」という働き方もありますが、未経験で不動産エージェントを始めるためにはいくつかポイントがあります。
不動産エージェントに求められるもの
不動産エージェントは、これまでの不動産業界に蔓延する消費者よりも業者の利益を優先する悪しき習慣を断ち切る、高い倫理観が必要となります。
それと同時に高度な知識やスキルが求められる職業です。
不動産という商品は、個別性が非常に強い商品と言われており、尚且つ高額商品になりますので、担当者のスキルや経験によって取引がスムーズに進むこともあればトラブルになってしまうこともあります。
未経験で不動産エージェントを始める場合は、まず経験やスキルをどう学ぶかという視点がポイントとなります。
ちなみに個人単位で申し込みことができる不動産エージェントの集客プラットフォーム「HOUSECLOUVER」も未経験では利用することができません。
未経験で不動産エージェントを始めるために
ここからは未経験で不動産エージェントを始める際に気をつけるべきポイントについて解説します。
未経験でもOKな不動産エージェント会社を選ぶ
不動産エージェント会社の中には、未経験がOKなところと、未経験はNGとなっているところがあります。
当たり前ですが、未経験がOKなところに応募するようにしましょう。
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未経験OKな会社一覧
agent.houseclouver.jp
教育制度が充実している不動産ブローカーを選ぶ
未経験の場合、報酬のパーセンテージよりも、どれだけ会社の教育制度が充実しているかがポイントです。
会社によっては、座学だけでなくOJTなどもあるのかどうかを確認しましょう。
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教育制度が充実している会社一覧
agent.houseclouver.jp
副業・兼業から始めてみる
未経験の場合、いきなり専業で始めるよりも、まずは副業や兼業から始めてみるのも手です。
不動産業界が自分に合うかどうか、またやって行けそうかどうかを見極める時間があってもいいのではないかと思います。
そうすることでリスクを抑えて始めることができます。
一方でデメリットとしては、やはり専業と比較すると成長スピードは遅くなります。
正社員として不動産会社に就職する
一旦、不動産会社に正社員として就職するのも一つの手だと思います。
どんな会社に就職するかにもよりますが、経験や知識は一番着くと思います。
おすすめは大手よりも中小零細企業です。
大手は分業化されていますので、一人のやることの範囲が広い中小零細企業の方が様々な業務を経験することができますので、不動産エージェントとして活躍しやすくなると思います。
あなたにあったキャリアプランを
未経験で不動産エージェントを始める場合、キャリアプランをしっかり持つことが重要です。
決して簡単な職業ではないですが、やり甲斐や報酬など、魅力が非常に多い職業でもあります。
ぜひあなたにあったキャリアプランを考えてみましょう。